青木古道
“心のリアリズム” __________
●作品のシリーズ・タイトル「欣求異土」
(ごんぐ いど) の由来、そして古道作品
の特徴。
「欣求異土」(ごんぐいど)は、仏教の言葉
である「厭離穢土 欣求浄土」から拝借し
ました。
「汚れた娑婆から離れて、清い仏国土に
往生したい」という意味合いといいます。
ここから「欣求」という言葉をいただき、
「異土」と いう言葉と組み合わせました。
ここでいう「異土」とは、心の内に現れては
消え、浮き沈みするイメージのこと。
時には鮮烈な光芒が刺し込み、鮮やかな
色彩が広がり、あるいは暗い風景が鎮まって
います。
このような内界のイメージを外界に照射して
作品化する構えを、“心のリアリズム”と合点
し、制作の日々を遊行(ゆぎょう)しており
ます。
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